特定非営利活動法人 成田臨空スポーツ文化推進ネットワーク

Vision

Vision

マイナス要素を、プラスに転じる
“臨空エリアのまちづくり”
  
成田国際空港の機能強化による第三滑走路増設に伴い、空港用地にかかる土地は、立ち退きを余儀なくされ、騒音地域は、移転の選択に迫られています。臨空エリアは物流の大型倉庫群が増加し、輸送する大型車両が住空間にまで浸透してきており、益々、環境の悪化が懸念されます。
騒音移転に伴う町外への人口流出や少子化により、さらなる過疎化が早まると想定される中、臨空のまちの美しさ(環境)を守り、疲弊するまちを新たな発想で活性化させ、明るく健康的なイメージのまちづくりに繋げたいと考えています。
■ 2019/04におこなった千葉黎明高等学校グラウンド芝生化プロジェクト
■ 臨空イメージ
■『成田臨空』未来に向けてのイメージ

〈Step Ⅰ 〉スポーツ芝(ティフトン)の圃場をつくる

        “大台GREEN FIELD”

まずは芝山町大台の騒音移転跡地(約3,000 ㎡)を成田空港(株)(NAA)から借受、 2017年6 月に日本サッカー協会(JFA)のグリーンプロジェクトによるポット苗の無償提供 を受け、八街市の千葉黎明高校生、三里塚FC の子供達、父兄、JFA のスタッフ等総 勢135 名により、ひたちなか市の運動公園より運ばれた、スポーツに強いティフトン芝 のポット苗を植えました。この芝の圃場を「大台GREEN FIELD」と名付けました。
■ 大台GREEN FIELDの看板
■ 公開芝植えイベントの模様/2017.06.25
■ 公開芝植えイベント集合写真

〈Step Ⅱ〉地域の高校との連携でグランドの芝生化を行う

   千葉黎明高等学校グラウンド
    “芝生化プロジェクト”

2017
6月に植えた、大台GREEN FIELDの芝が生育したので、20194月八街市の千葉黎明高等学校のグラウンドの芝生化プロジェクトを実施、グラウンド(7,800㎡)に移植を行いました。

4月上旬大台GREEN FIELDから芝を刈上げ黎明高校のグラウンドへと運び、426日に全校生800人によりポット苗づくり、その後、散水、施肥を行い、学園祭の622/23日の両日には、生徒、父兄と共にグラウンド全体にポット苗植えを行いました。

6月下旬からは、週1回の施肥、スプリンクラーによる散水と、自動芝刈機による芝刈りを続け、105日の体育祭は、青々とした天然芝のグラウンドで開催することができました。

■ 6月22/23日学園祭での芝植え
■ 千葉黎明高等学校ロゴマーク
■ KICKOFF NARITAロゴマーク

〈StepⅢ〉自主管理の芝生グランドを創設し、運営を行いたい

芝の圃場(大台GREEN FIELD)の隣地には、未利用地が存在し、その近くには、ほとんど利用されていない芝山町青年研修所が存在しています。この双方をジョイントさせた利活用として、サッカーグラウンドの創設を考えています。この地は、成田空港第一滑走路の航路直下であり、すでに騒音移転した家屋と、現在も継続して居住している家屋とが混在している地域です。すでに移転してしまった住民もあり、地域のコミュニティーもかなり希薄となってきており、少子高齢化が追い打ちをかけて地域全体が疲弊傾向になりつつあります。このような状況の改善策として、スポーツ環境を整え、地域外より、スポーツ人口の流入を図り、子供、若者、他老若男女がスポーツを楽しみ集うことにより、地域の活性に繋げることが出来るのではないかと考えました。施設創設にはかなりの資金が必要ですが、クラウドファンディング・TOTO・サッカー協会の助成金 等 の活用を駆使して行きながら、実現に近づいて行きたいと考えています。

このような施設が実現すれば、Jリーグを目指すサッカークラブの誘致も現実的になってきます。

●未利用の荒れ地がある  
●未利用の研修所がある    ⇒ 3要因を融合活用し、
                スポーツ環境を創出する
隣接地に芝の圃場がある    
                 
■ 大台サッカーグラウンド計画案

〈StepⅣ〉夢 !! 臨空エリアにスポーツの木を育てる

★臨空エリアのイメージを現実化していくためには、スポーツと言う木を育てていく 
 必要があります。
★スポーツの幹から伸びる枝には様々の分野の枝があり、その枝にはスポーツ の要素

 を吸って生茂った葉々がついています。

★ただスポーツをするというだけでなく、スポーツというフィルターを通して見てみ
 ると様々な広がりが見えてきます。


   ス ポ ー ツ の 木
       ● スポーツシューレ ●サッカースタジアム
 < 枝 >    < 葉 >
・農業・農産物ーーーーー新事業(芝育成)・体験農業・食育(健康食)
・健康維持・医療削減ーー健康寿命の延伸・ゆるスポ・ストレッチ
            jogging
・文化・観光ーーーーーーサイクルツーリズム・スポーツ観戦ツアー
            国際交流・インバウンド対応宿泊・仁王尊 
・コミュニティー ーーーー各種イベント・運動会・交流試合・合宿

そして〜活気ある美しい臨空のまちが生まれる!!
■ スポーツの木説明図

〈StepⅤ〉サッカースタジアムを成田臨空に誘致する

スポーツの木が育ち、各分野の枝葉が役割を持って生茂ったら、サッカースタジアム
を核とする、成田臨空※スポーツシューレ創設への始動です。  
サッカースタジアムは、最終目標ですが、場所としては、空港に隣接する芝山千代田
駅(日本一短い芝山鉄道の終点)   周辺を想定して下図のような構想を描きました。  
芝山千代田駅からは徒歩圏なので芝山鉄道利用客の増加も期待できます。  
スタジアムの付帯施設としては、商業施設(全国クラブのオフィシャルグッズ等の販売)・レジャー娯楽施設・コンベンションホール等も併設して、人々が集える総合的な施設を目指します。尚、災害時には(地域住民はもとより、空港利用客)の避難施設としての機能も兼ね備え、スポーツにとどまらず、様々なイベントに使用可能なスタジアムにすることで、国内外からの集客を図り、臨空エリアのシンボルとして、地域の活性に結び付けたいと考えます。

※スポーツシュレとは:  ドイツの“滞在型スポーツ研修施設”のことで、第二次世界大戦後、国全体が疲弊していて将来医療費が国の財政を圧迫することを懸念し、国民の健康維持を目的に、国、郡、  州、町が共同負担で、国民がスポーツを楽しむための施設を配備し、医療費削減に結びついた。  
   ■ サッカースタジアム計画案

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「成田臨空スポーツ文化推進ネットワーク」は成田空港周辺地域でスポーツを通したまちづくり及び関連事業を行うNPO法人です。
私たちは、一般財団法人 日本スポーツコミッションの一般法人会員です。

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